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2006年7月 2日 (日)

算数・数学が得意になる本

 「数学落ちこぼれ」の私が、つい最近「算数・数学が得意になる本」(芳沢光雄・着)を読んだ。帯に「つまずいても大丈夫!」と书かれていたからだ。

 この本は、算数、数学の授业の中で、どこで「つまずき」やすいのか、「つまずく」原因を丹念にわかりやすく説明し、その「つまずき」を解消してくれる。

 また、おもしろい数学クイズ、数学にまつわるおもしろ话としても読むことができる。

おもしろ数学クイズの例──。

【问题】太郎君だけで行うと10日间かかり、花子さんだけで行うと15日间かかる仕事があります。この仕事を太郎君と花子さんの2人で行うと、何日间で终わりますか。

Sake_071  これは小学校の问题。ポイントは、仕事全体を1として、1日あたりの仕事の进み具合を「分数」で表すこと。分数の足し算でふたりの1日あたりの仕事量が「1/6」になるので「6日间」で仕事が终わることがわかる。

【问题】行きは时速30kmで走り、帰りは时速60kmで走る自动车があります。その自动车の往复の平均速度を求めなさい。

 ついつい、(30+60)÷2として、平均时速「45km」としてしまいがち。平均速度は、距离÷时间なので、たとえば、目的地までが60kmの场合なら……。

Sake_072 となるわけ。もちろん、目的地までの距离を変えても结果は同じ。

次におもしろ话の例──。

 割合を表す0.01を1%と书くことはよいとして、0.1を1割、0.01を1分、0.001を1厘で书くことに関して、注意しなくてはならないことがあります。それは「九分九厘成功する」というときは「99%成功する」という意味だからです。

 50数年生きてきて、指摘されるまで気がつかなかったよ。「九分九厘成功する」は、文字通りに受け止めれば「9割がた失败する」ってことじゃないか!  芳沢光雄氏によると、江戸时代の算术の教科书『大全尘劫记』に小数の説明があって「分、厘、毛」と并んでいるが「割」はない。「割」はあとから割り込んできた概念なのだとか……。

Sake_073  ちなみに「エクセル」で小数を「○割○分○厘」と表示するには、このようにする。意外とどの「エクセル」本にも载っていないんだよね(野球の打率を计算するときぐらいしか、必要性がないせいかも;;)。

 というわけで、おもしろく読み进み、第3部、高校数学の「つまずき」に入ると、一度読んだくらいでは理解できなくなった。三角関数、顺列、帰纳法、ベクトル、行列……。「行列」と闻いても「行列のできるラーメン店」くらいしか思い浮かばないよー(オヤジ臭が;;)。そして、最后に控えしは「微分积分」。

 でも、芳沢光雄氏は「つまずいても大丈夫!」と励ましてくれる。あきらめずにがんばろう。

算数・数学が得意になる本 Book 算数・数学が得意になる本

着者:芳沢 光雄
贩売元:讲谈社
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