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2008年7月 1日 (火)

■海外ドラマ:ミディアム 霊能捜査官アリソン・デュボア

 私はテレビ渍けの毎日で、「海外ドラマ」が大好きだ。「ミディアム 霊能者アリソン・デュボア」も「WOWOW」で何回も再放送されているし、「FOX」でも放送されているので、ついつい见てしまう。昔「推理小説」の作法として「探侦は超能力を使ってはならない」というルールがあった。しかし、ルールは破られるためにある。おもしろければ、それでいいのだ。


(※画面内をクリックしてほしい)

上のFlashは、下记のサイトで公开されているスクリプトを参考にしたとゆーレベルではなく、そのまんま、使わせてもらっている^^; 感谢!!

Flash Memo for Designers

 このドラマは决まって、ある梦からスタートする。主人公の「アリソン・デュボア」は、梦で死者の声を闻くとゆーか、ある映像(シーン)が浮かび上がる。その梦が现実の事件とどう结びつくのかが、ドラマの縦轴であるのだ。

 そこに谜解きとしてのミステリーがあるわけね。前提として、アリソン・デュボアは、彼女に授けられた不思议な力によって事件を解决していくのだけれど、先に述べたように、梦の解析が事件解明につながるという谜解きになっていて、ストーリーとして楽しめるものになっている。同じ超能力者を主人公にした「デッドゾーン」が、あまりおもしろくないのは、谜解きの组み立てがいまいちなのかも知れない。

 もうひとつ、この番组をついつい见てしまうのは、霊能者でありながら、ごく普通な幸せそうなアメリカの家庭が描かれていること。夜中にアリソンが梦を见て飞び起きることを除いては……;; 隣で寝ているダンナはたまったものではないが、アリソンが事件で忙しいときは、子どもたちを学校に送り、子守をし、すごく优しい。アリソンの不思议な能力にも理解を示している。ダンナの「ジョー」は航空宇宙産业で働くエンジニアだ。3人姉妹の子どもたちがいるが、とくに次女の「ブリジッド」がおもしろい。あるときは、自転车レースでつけるヘルメットが気に入り、家の中でも、学校へ行くのにも、そのヘルメットをかぶり続けている。ジョーは、そんなブリジッドが学校の先生や友达から「ヘンな奴」と思われ、浮いてしまうのではないかと心配し、説得しようとするが、ブリジッドは意に介さない。つまり、超常现象を扱ったドラマであるが、超日常の生活も、しっかり描かれている。自転车のヘルメットをかぶるのを止めたと思ったら、今度は「音がおもしろい」という理由で、家の中でも长ぐつを一生履き続けるというブリジッド。杀人などの凄惨な事件ばかりで暗澹たる気分になるのを、ブリジッドが救ってくれる。

 しかし、私は、ふたつほど気になっている部分があるのだ。ひとつは、映像的なことで、絶えず「フレーム」が定まっていないこと。まるで、手持ちの家庭用ビデオカメラで撮ったように、フレームが细かく动く。一度、気になると、フレームが定まっていないことで、酔ったような気分になる(いつも本当に酔っているけれど^^;)。唯一、フレームが定まるのは、クルマの中のシーンだ^^; たぶん、クルマの运転席を映すには、小型のカメラを固定する必要があるからだと思う。

 シリーズを通して、フレームが定まらないことは共通しているので、これは、视聴者に不安感を植え付ける、确信犯的な演出方法なのだろう。

 そして、それ以上に気になるのは、番组を见ていない人には、细かい点でわからないかもしれないが、その内容だ。シーズン1の13话「究极の选択」で、パイロットの奥さんが行方不明になる。でも、アリソンは、そのパイロットが、悪天候の中、飞行机とその乗客を救う梦を见る。夫であるパイロットが杀害犯人であるならば、彼は逮捕、留置され、飞行机の坠落と乗客を救うことはできない。同时にパイロットの夫が犯人である梦も见る。

 まぁ「究极の选択」とも言える、ディレンマに陥るわけだが、その话の中で、アリソンは、パイロットの夫の家から「IDカード」を胜手に盗んでしまう。鉴定の结果、IDカードのケースに奥さんを埋めた砂漠の砂が入っていることが决定的证拠となる。もちろん、违法に収集された证拠は、证拠能力がないわけだが、警察は、捜査令状を取り、家を彻底的に调べ上げ、扫除机を使って砂漠の砂の一粒も逃さないと夫を胁迫して、自白を迫る。

 この违法捜査という点が如実に现れるのが、次の14话「无罪と有罪」。アメリカの検事局と警察の関系はよく知らないけれど、検事局に勤めるアリソンは、刑事のスキャンロンと捜査を行う。话は10年前、当时、交通巡査だったスキャンロンは、検问である男を止める。后部座席には少女が乗っていたが、不审な点はなく、そのまま行かせてしまう。数日后、その少女が行方不明になっていることが発覚する。スキャンロンは、运転していた男を执拗に追い求めて所在を确认するが、彼が少女を诱拐し杀害したという证拠はない。そうして何年も过ぎ、刑事となったスキャンロンは、ある麻薬密売人の拳铳による自杀现场に遭遇する。スキャンロンは、その拳铳を拾い上げ、少女诱拐の男のクルマに置き、证拠をねつ造し、逮捕する。

 男は无罪を主张するが、拳铳が决定的な证拠となり、有罪になる。アリソンは、男がバスケットボールの试合を観戦している梦を见て、捜査する。たまたま、麻薬密売人が自杀した时刻に开催されていたバスケットボールの试合会场のビデオテープに男が映っている证拠を掴む。同时にアリソンは、同僚のスキャンロンが证拠をねつ造した事実も知り悩む。

 结局、アリソンは、そのビデオテープを提出し、男の冤罪は证明され、釈放される。いっぽう、10年前に失踪した少女の遗体は、アリソンの超能力によって発见され、男は、釈放と同时に10年前の少女诱拐、杀人の容疑で逮捕されるという、あらすじである。

 私が気になったのは「证拠をねつ造したスキャンロン刑事の罪は问われないのか」ということである。このドラマはフィクションであり、だからこそ、その设置、霊能者が捜査を行うという世界を受け入れている。しかし「アリソン・デュボア」は、実在の人物だ。

 ドラマの中では、私たちは、アリソンとともに梦を见、推理し、神の视点で事件现场を见ることができる。しかし、现実となると、そうはいかない。谁も、アリソンの见た梦を共有することはできないし、真実がどこにあるのかもわからない。逆に、このような捜査が现実に行われたら怖い。ある日、「梦」や「お告げ」によって、捜査员が自分の家へ踏み込んで来たとしたら……。警察官の证拠ねつ造によって逮捕されたら……と考えると、おちおち、安心して眠って梦を见ることもできないではないか。

 デープ・スペクターによると、「ミディアム 霊能捜査官アリソン・ディボア」の番组は世界100カ国以上に配信されていると言う。それぞれの国で、どういうふうに捉えられているのだろうか。

 现実のアリソン・ディボアさんは、なかなかの美人。来日したとき、江原啓之と対谈したみたいだ。

江原啓之でしあわせオーラをだそう

WOWOW ONLINE
ミディアム 霊能者アリソン・ディボア

(※过去のエピソードはこちら)
(※注:WOWOWでは「霊能捜査官アリソン・ディボア」」ではなく「霊能者アリソン・ディボア」となっている」)

ミディアム 霊能捜査官アリソン・デュボア DVDBOX
Medium_season1 Medium_season2


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