テレビドラマ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2008/10/13 13:07 UTC 版)
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| テレビドラマ | |
テレビドラマ(TV drama)は、フィクション(架空)の世界を描いた动画作品のうち、主にテレビを媒体とするもの。テレビ番组の1つである。この项目では、日本におけるテレビドラマについて述べる。
目次 |
概要
1日を通してテレビドラマは放映されている。中でも、午后8时から10时台に放送されるテレビドラマは视聴率が高く、予算も高额で、他の时间帯に比べ质も高いとされる。时の人気俳优や人気タレントも多く出演し、时の流行やファッション等、多方面に渡って社会に大きな影响を及ぼす作品も少なくない。
数あるテレビドラマの中でも、特にフジテレビ系列で月曜日午后9时から放送されるテレビドラマは「月9(げつく、げっく)」、TBSで日曜日午后9时から放送されるテレビドラマ(日曜剧场)は「日9(にっく)」、日本テレビ系列で土曜日午后9时から放送されるテレビドラマは「土9(ドック)」と呼ばれ、高视聴率を记録した作品を数多く残している。また、午前に放映されるテレビドラマの中でも、NHK総合テレビの连続テレビ小説は人気があり、特に女性俳优(女优)の登龙门といわれる。
子供番组としての30分程度のドラマ(子供向けドラマ)も、1980年代までは比较的多く制作されていた。现在では、NHK教育テレビにおいて、道徳教育ドラマを就学年齢の児童、生徒向けの学校放送や、『中学生日记』の时间枠として放送している。またテレビ朝日では、日曜朝7时半から8时半までの1时间枠を「SUPERヒーロータイム」と称し、未就学児童をコア・ターゲットとしたいわゆる「特撮」ドラマを放送している。ほかに『まるまるちびまる子ちゃん』、『周刊赤川次郎』、『チョコミミ』といったドラマが制作された。
古くから続いているテレビドラマでは、NHK大河ドラマがある。歴史ドラマを恒常的に毎周放映するのはNHKだけであり、民放は主にトレンディドラマを放映する倾向がある。
なお、ラストに「このドラマはフィクションです」の字幕が出ることも多い。完全な実録以外の作品では、何らかの形でこの种の字幕が表示される。ただし、その対象は现代もしくは近过去(高度成长期以降)を扱った作品が主となり、时代剧でこの字幕が出ることは少ない。また、NHKの场合、ストーリーがフィクションである场合を含め、この字幕は表示されない倾向にある。
歴史
撮影机材・放送形态
1940年4月、テレビの実験放送で放送された『夕饷前』(脚本:伊马鹈平)が、日本初のテレビドラマとされている。当时はスタジオは非常に狭く、俳优は照明から発せられる高热に耐えなければならないなど、技术的制约が多い状况だった。同年10月には実験放送第2作『謡と代用品』が放送され、戦争のために実験放送が十数年中断した后、1952年にテレビドラマの実験放送が再开。
1953年にテレビの本放送が始まるが、当时は実用的な録画手段がなく、しばらくテレビドラマは生放送の形态であった。これはいわば、テレビ局のスタジオの一角で行なわれる小规模な芝居の剧场中継である。
ビデオは、1956年にアメリカ合衆国で2インチVTRが开発され、2年后の1958年には、日本に初输入され、国産のビデオも开発された。同年6月、大阪テレビ放送(OTV、现・朝日放送)の『ちんどん屋の天使』において、日本で初めてテレビドラマにビデオテープが使用された。そして同年10月、ラジオ东京テレビ(KRT、现・TBS)の『私は贝になりたい』(主演:フランキー堺)では、本格的にビデオが実用化された。その年の芸术祭赏を受赏し、それまで「电気纸芝居」と酷评されたテレビドラマが初めて人を感动させたとして、テレビドラマ史上に残る名作と位置付けられているこの作品は、技术的にもビデオ録画が导入される先駈けともなった。当初はビデオ机材もビデオテープも高価だったが、やがて普及していき、ドラマも生放送から収録する形态へと変わっていった。
1970年代までにビデオテープで収録されたテレビドラマの中には、原盘ビデオテープが别の番组撮影に使われて上书きされたことにより、映像が失われたものも少なくない。また、当初は撮影机材は大きく、カメラの感度は低く、照明を煌々と照らしたスタジオ内で演技するより他なく、屋外の情景はスタジオ内でのセットで再现した。どうしても屋外でのロケが必要な场合は、ビデオでの撮影を谛めて、映画フィルムで撮影することもあった。かつて多く制作された、いわゆるホームドラマはこうした技术的制约の苦肉の産物でもあった。
NHKのドラマはNHKですべて制作していたのに対して、民放では1950年代から外部の制作会社が制作したテレビドラマを放送した。それらは当初「テレビ映画」とも称され、剧场映画を作ってきたスタッフが制作にあたり、撮影もフィルムで行なわれた。大手では、1959年には东映が出资したテレビ局NET(现・テレビ朝日)で、1962年には新东宝を前身とする国际放映がTBSで、テレビ映画の制作に进出している。特撮ものは、合成などのノウハウが蓄积されているフィルムでの撮影が主となっていた。详しくはテレビ映画を参照。
1970年代も半ばを过ぎると、これまでのビデオカメラのコストと技术的制约もなくなり、フィルムからビデオでの撮影に徐々に移行することとなった。フィルムが必要とする现像の手间以外だけでなく、ビデオ编集用の机材の発达と何よりもコストの问题で、映画会社系の制作会社もビデオ撮影を采用し始め、1990年代后半からフィルムで撮影されたドラマは激减。2000年代初头には、刑事ドラマや时代剧もビデオ撮影に移行して、フィルム撮影はほぼ姿を消した。
2005年现在、地上デジタル放送への移行期を迎えて、ビデオでの撮影もNTSCからハイビジョンで収録するものが増えつつある。そのため、最近ではアナログ放送で放送する场合、NHKのドラマ全般(2005年4月 - )やテレビ朝日の木曜9时のドラマと「金曜ナイトドラマ」は、上下に少し黒帯の付く13:9のワイド画面で放送したりする。また、日本テレビ(2005年7月 - )とTBS(2004年10月 - )やフジテレビ(2004年1月 - )などでは、上下に若干黒帯が付く(ブラウン管テレビでは见えない)。テレビ朝日の木曜9时ドラマと「金曜ナイトドラマ」以外については、両端をカットして放送しているため、アナログ放送の画角4:3画面いっぱいで放送される。またフジテレビでは、アナログ向けとデジタル向けで别の収録テープに分けて放送している(画角に合わせてエンドロール等のテロップの位置を変えてある)ため、地方局での再放送や他系列放送の场合、机材の都合上アナログ向けとデジタル向けの2択を迫られることになる。前者の场合、デジタル放送でも标准画质でしか放送できないが、后者の场合、デジタル放送ではフルサイズ、アナログ放送ではレターボックスでの放送となる。
地上波民放系のドラマ番组で、唯一BSデジタルでの先行放送が行われていた「女と爱とミステリー」(テレビ东京系)は、2001年1月の番组発足以来、一贯して16:9のハイビジョン放送を実施していたBSジャパンと技术的な制约で、デジタル放送开始后も4:3の标准画质で収録されたテープをアップコンバートせざるを得なかったテレビ东京(とその系列局)では、テロップ(サブタイトル・エンドロールなど)の挿入位置及びレイアウトが异なっていた。しかし、后継番组である「水曜ミステリー9(BSミステリー)」に関しては、2005年4月の开始时点でハイビジョン放送(デジタル帯)とサイドカット処理(アナログ帯)を同时进行させるために必要な送出マスターの更新が完了していたこともあり、テープの「作り分け」は行われていない。差し替えタイトル(→「BSミステリー」)が入るBSジャパンのサイマル放送(ハイビジョン画质)でも、地上波と同じ仕様で収録されたテープが基本的には使われているが、他系列向けに纳品されているテープはその限りではなく、前番组同様复数の収録方式(ハイビジョン・SDサイドカット・SDレターボックスなど)が混在している。
出演者とスタッフ
- ラジオ放送を行なっていたNHKと民放テレビ局は、ラジオドラマを制作するために自前の放送剧団を组织して専属の俳优を持っていた。テレビの草创期は芸能プロダクションが未発达だったこともあり、その初期はラジオ时代と同様にNHKが自前でタレントを养成して、ドラマやバラエティに出演させた。また、五社协定により映画会社所属の俳优のテレビ出演に制限があったため、新剧の俳优を多く使ってきた。その后は、芸能プロダクションが隆盛。养成机関で演技の训练を受けていないタレントがドラマに出演したり、人気俳优を抱えるプロダクションが、配役に影响力を及ぼすことも多い。
- 1990年代后半から、出演する俳优・タレントは徐々に低年齢化する倾向にあり、ことにゴールデンタイムのドラマにおける主力女优は20歳前后が中心になっている。そのために演技力に疑问符のつく作品も见られるようになった。无理な脚本や现実にはありえない设置などから、作品そのものの评価が低いケースもある。视聴者も若年层に偏る倾向にあり、かつてのように国民的な人気を博すドラマは出にくくなっている。
- 一连の柴门ふみ原作ドラマに见られるように、人気コミックのドラマ化は以前から行われ、好评を博すケースもあった。近年はことにその比率やヒット作の割合が多く、存在感を増している。人気漫画を原作にすれば、小説と比べても数の多い漫画のファン层の确実な视聴を望めるうえ、コミックの贩売部数の増加も期待できるなどの相乗効果が指摘されている。その一方で、オリジナルドラマを軽视する倾向は、若手脚本家の育成につながらないとの指摘もあり、安易なコミック原作への依存には批判も多い。
- 原作をドラマ化するにあたって、原作の登场人物の名前や性别を変更することがあるが、原作を軽视しているとして原作ファンからの批判が多い。
- 最近では、制作局のアナウンサーが出演することが多くなってきている。本业であるニュースキャスターやレポーターで本人役というケースもあれば、まったく违う役柄で出演することもある。この场合の大半は、出演するアナウンサーがレギュラーを受け持つ情报番组でドラマ宣伝する意図もある。
- 近年では、放送日当日(周末なら金曜日)の朝の情报ワイドショー番组から夕方の报道番组にゲスト出演をはしごして、番组宣伝をするケースが多い。
- アメリカ人プロデューサーでタレントのデーブ・スペクターは、日本のテレビドラマについて「演技も良くないし、ストーリーに工夫がない」とし、その理由として「力のある芸能プロが売り込む俳优やタレントを使わざるを得ない业界构造がある」と述べている[1]。
制作会社
- ドリマックス・テレビジョン - 松竹の映画监督木下惠介が、1964年に「木下惠介プロダクション」として创立。
- テレビマンユニオン - TBS出身者が1970年に创立。
- 国际放映 - 前身は映画会社新东宝。
- 东映 - テレビ部门を持つ。テレビ朝日の株主でもあり、时代剧や特撮、刑事ドラマを得意とする。
- 共同テレビ - フジテレビの子会社。元はニュース専门制作会社だったが、バラエティやドラマにも进出した。
- 东宝 - 映画会社であるが、日本テレビの土曜ドラマの制作を行っている(『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』など)。
- C.A.L. - 时代剧を主とする。代表作は『水戸黄门』。
- 大映テレビ - 1970年にTBS系列で放送した「赤いシリーズ」や、1980年にTBS系列、フジテレビ系列で放送した「少女シリーズ」(『スチュワーデス物语』、『ヤヌスの镜』など)といった代表作を生み出した。现在はほとんど、フジテレビとテレビ朝日の2时间ドラマなどで制作に関わっている。
日本で放送されたテレビドラマ
日本で过去に放送された、また现在放送されているテレビドラマについては、日本のテレビドラマ一覧を参照。
脚注
関连项目
- テレビドラマの一覧
- テレビドラマの形态と种类
- その他
「テレビドラマ」に関连した本
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