雑志
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2007/12/17 12:54 UTC 版)
雑志(ざっし、Magazine) は、周刊、月刊、季刊、年刊などのように定期的に出版され、ニュース性のある记事やジャンル别の様々な事柄を集められた出版物。新闻と书籍の中间的な存在。大学、学会、特定の业界団体が刊行する研究年报、论文集、技术情报志もこの中に含まれる。図书馆ではこれらを「逐次刊行物(ちくじかんこうぶつ)」と呼ぶ。
目次 |
歴史
雑志は、百科事典の诞生と同様、新しい知识や情报、视点を広く一般に开示、绍介するものとして出発した。日本では、明治6年に西村茂树、福泽谕吉、森有礼、西周、中村正直らがつくった明六社の机関纸『明六雑志』が刊行されたのがその最初だと言われる。
分类
総合志
専门雑志
趣味・娯楽
情报志
- テレビ情报志
- FM情报志
- 求人情报志
- タウン情报志
- パチンコ・パチスロ情报志
- 映画情报志
- 音楽情报志
子供志
その他
上记以外にも、さまざまな分野・年齢にむけた雑志が存在する。[1]
刊行ペース
雑志の刊行ベースはさまざまにあり、国立情报学研究所の目録・所在情报サービス(NACSIS-CAT)の目録システムコーディングマニュアルでは雑志刊行频度を以下のように区分している。
- 日刊 - 毎日刊行、デイリー(daily)
- 周3回刊 - 1周间に3回刊行、毎周月・水・金曜日などの刊行パターンがある。
- 周2回刊 - 1周间に2回刊行、セミウィークリー(semiweekly)、毎周火・金曜日などの刊行パターンがある。
- 周复数回刊は、アルバイト情报志(「an」、かつては周3回、2006年时点で周2回)の例がある。
- 周刊(周刊志) - 毎周刊行、ウィークリー(weekly)、毎周○曜日刊行の形になる。ただし、年末年始・ゴールデンウィーク・旧盆の前に2周分の合并号を出す场合が多い。
- 多くの雑志の発刊サイクルの主流。
- 旬刊 - 定期や不定期で1ヶ月に3回刊行、毎月5日・15日・25日などの刊行パターンがある。
- 隔周刊(隔周刊志) - 2周间に1回刊行、バイウィークリー(biweekly)、隔周○曜日刊行の形になる。
- テレビ情报志など発売日の曜日を固定したい雑志や、発刊予定数が决まっている分册百科などに见られる。
- 月2回刊 - 1ヶ月に定期や不定期で2回刊行、セミマンスリー(semimonthly)、毎月1日・15日や毎月第1・第3○曜日などの刊行パターンがある。
- 月刊(月刊志) - 1ヶ月に1回刊行、マンスリー(monthly)不定期に年9〜11回刊行も含む。
- 周刊に次ぐ発刊サイクルの主流。専门色の强い雑志が多い。
- 隔月刊(隔月刊志) - 2ヶ月に1回刊行、バイマンスリー(bimonthly)、不定期に年6〜8回刊行も含む。
- 代表例は「暮しの手帖」など。
- 季刊(季刊志) - 3ヶ月に1回の季节ごとの刊行、クォータリー(quarterly)、不定期に年4〜5回刊行も含む。
- 隔月刊や季刊ベースはムックなどに多い。
- 年3回刊 - 4ヶ月ごとの定期や不定期で1年に3回刊行。
- 年2回刊 - 半年ごとに1回か不定期で年2回刊行、セミアニュアル(semiannual)。
- 年刊 - 1年ごとに1回刊行、アニュアル (annual)。
- 隔年刊 - 2年ごとに1回刊行、ビエンナル(biennial)。
- 3年1回刊 - 3年ごとに1回刊行、トリエンナル(triennial)。
- その他の刊行频度 - 3年1回刊よりも刊行ペースが低いもの。
- 不定期刊 - 意図的に刊行ペースが不定期であるもの。但し、欠号による不定期は当初の刊行频度となる。
- 主に、周刊志や月刊志の特别版(例・スポーツ雑志によるプロ野球优胜チーム决定时に単発で発刊される优胜特集号など)の形で刊行される。
- 刊行频度不明
刊行の间距が短いものほど出版社への返品期限も短い倾向があるため、书店の棚に并ぶ日数は短くなる。
过去に刊行された号をバックナンバーと呼び、出版社に在库がある限り、通信贩売や取次ルートによる取り寄せなどで入手が可能な场合もある。また雑志によっては特约店や一部の书店で常备している场合もある。
流通
小売店贩売
取次を通して书店・駅売店・コンビニエンスストア等でに贩売される通用な流通方法である。この场合は雑志コードの取得が不可欠だが入手が难しい。
また、古书店のなかには特定のジャンルの雑志を専门に扱う店もある。ヨーロッパでは、书店の他に雑志と新闻のみを扱う専门店(新闻スタンド、キオスク)がある。一部、ペーパーバックも置いていたりする。新闻・雑志店という类のもの。
宅配贩売
専门的な分野の雑志は、契约制で企业や个人宅に直接配送するものがある。専门的でなくても読者の便宜を配虑して、定期购読契约すれば宅配してくれる场合が多い。
小売贩売と宅配を両方する雑志が多いが、宅配専门の雑志も存在する。
小売贩売と宅配を両方する雑志の场合、定期购読契约すると送料が无料になり、さらにおまけなどの特典をくれる场合もある。
书籍や雑志は、日本の文化政策の一环として邮便料金が安く抑えられており(册子小包)、特に第3种邮便に指定された定期刊行物の邮便料金は安い。学术刊行物(学会志)の场合は第4种邮便としてさらに安い料金で送ることができる。邮便局以外の民间の宅配便业者でも、メール便の大口割引などで、比较的安い値段で宅配することができる。
デジタル贩売
これまでの纸の流通に加え、デジタル雑志(aka 电子雑志、デジタルマガジン)の発行が日本でも始まった。记事単位での贩売や绍介ではなく、表纸から里表纸までまるごと记事、広告ともに见せる形态である。 これらデジタル雑志はその特性を用いて、雑志内が検索できたり、动画をみせたり、编集ページや広告ページからホームページへのリンクを飞ばすなどの工夫がされているものもある。 2006年には主妇の友社が纸では休刊したefをデジタルefとしてデジタル版のみで発行。2007年初旬にはニューズウィーク日本版やR25 (雑志)がデジタル版での流通を本格的に开始している。 ここにきて、他にも多くの雑志(フリーペーパー含む)がデジタル雑志として発売や発行されはじめている。 米国では2002年ごろからデジタル雑志での贩売が始まっていて、新たな流通手段として定着している。
広告
読者の购入によって出版社が得る贩売代金の他に、特に近年においては広告料金の比率が高まっている。有名雑志のカラー広告の出稿料金にはページ単価が200万円を超えるものもあり[2]、広告媒体としての存在感が増す一方で、スポンサーを向いた志面作りの倾向が强まることなどの弊害もある。
纯広告の他に、スポンサーとのタイアップ记事、広告企画记事が掲载されることもある。本文记事と区别するために広告であることが明记されたり、该当记事のみページ数を省いて印刷することもある。
雑志広告は、より高い効果を期待して、当该雑志の主な购読者层をターゲットにしたものとなる场合がほとんどである。とりわけ、一部の専门分野を対象にした雑志では、一般の小売店では入手しづらい商品の通信贩売を行う业者の広告が多く掲载される。その为「広告も情报のうち」として、広告の多い雑志が重宝がられる雑志も一部存在する。一例を挙げると、电気回路(エレクトロニクス)関连の専门志の场合、半分以上が电子部品や工具などの広告で占められている。
近年の雑志を取り巻く状况
インターネットの普及により企业がウェブサイト上でプレスリリースを発表するようになり、雑志の情报発信机能が重视されなくなってきている。また、読者もウェブサイトで情报発信できるようになったため、情报交换の场としての雑志の存在意义が失われつつある。
このため雑志の多くが部数を减らすようになり、中には休刊(ほぼ廃刊)を余仪なくされる雑志も现れている。
脚注
- ^ 特にページ数の少ないものは、册子と呼ばれることが多い。特定の漫画が载っているものは、コミック(コミックス)や単行本と呼ばれる。
- ^ 広告料金の例(日経ビジネス) - 最も高额なページはページ単価(见开き)が500万円以上に设置されている。
関连项目
外部リンク
「雑志」に関连した本
- H (エイチ) 2008年 12月号 [雑志] ロッキング・オン
- Myojo (ミョウジョウ) 2009年 01月号 [雑志] 集英社
- ポポロ 2009年 01月号 [雑志] 麻布台出版社
- シルフ 2009年 01月号 [雑志] 角川グループパブリッシング
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